虎ノ門ヒルズにあるAndaz東京の52階にあるお寿司屋さんです。
外資系ホテルで、超高層階のルーフトップバーにあるのに景色は一切見えず、たった8席しかないカウンター席のみというかなり変わったお寿司屋さんです。
もともとルーフトップバーのカウンター席として作られた空間らしいですが、みんな眺望を期待して誰も個室のカウンター席を利用しなかったというよく考えたら当たり前だよね案件となって、改装しお寿司屋さんになったとのことです。
なので、店内の作りも変わっていて、よくみたらバーカウンターだよねという雰囲気で、裏の調理場もなく、大将との距離感も近く、手元がよく見える迫力あるカウンター寿司を楽しむことができます。
また、ホテル内のお寿司屋さんということもあって、明瞭会計で、怖さもなくてスタッフの皆さん優しくて、私のような寿司初心者でも気軽に行けるお店だなと思いました(お値段は全然お気軽じゃないですが、まあ、都内のお寿司屋さんでは一般価格かと思います)。
なお、子供の入店可とのことで、ベビーカーごと入店されるお客さんもいるとか。
ただ、お子様メニューとかは一切ないとのことなので、実際問題子連れだと一緒のコース頼むか、アラカルトメニューを頼むかということになるようです。
公式HP等の商品写真について
長年、同店の公式HPや一休レストランの予約ページを眺めていたのですが、ずっと気になる点がありました。
・お寿司は、お皿での一括提供なんだろうか。
・納豆巻きのお寿司が出てくるんだろうか。
・すこし、お寿司のデザインが古いのではないか
・全部のプランの写真が同じに見えるけど、どのプランを予約すればいいんだろうか
などなど、です。
また、同店の情報が食べログや一般ブログ含めとても少ないため、最後までその辺りが心配で、予約しました。安くないですしね。
実際行ってみて、それは杞憂だということがわかりました。
ちゃんと(お寿司の素人からすると)最先端感あるお寿司の提供方法で、期待していた通り、期待以上の内容でした。
なので、このお店を検討する際は公式の写真は参考にしない方がいいですよ。
※店員さんに確認したら7年以上前の写真のままなのではないかとのことでした。
ルーフトップバーについて
同店はルーフトップバーに併設された個室空間となっています。
ルーフトップバーとはドアがないため、バーの騒音が丸聞こえです。
そのため、バーの方が盛り上がっているとうるさいそうです。
落ち着いてお寿司を食べたいときはルーフトップバーが閉まっている日を狙うと良さそうです。
写真の手前がバーで奥がお寿司屋さんです。
この並びがレアですよね。
エントランス
Andazのラウンジに入り、さらに52Fを目指します
初めてくると心配になるようなエレベーターホールです。
この重厚な感じの扉の奥がお寿司屋さんです。
入り口の下にはランタンが。
カウンターのみの不思議な空間です。
この場がホテルで、虎ノ門ヒルズで52Fだということを忘れます。
テーブルの上を見て、Andazだということを思い出します。
寿司おまかせコース<塔の月>+乾杯ドリンク
虎の月と迷いましたが、店員さんとも話して、塔の月が一番おすすめとのことでこれが良さそうです。
一休から予約すると乾杯ドリンク付きのプランがあります。
スパークリングワイン
ゲソのしんじょ
ポン酢がさっぱり美味しいです。
軽くてさっぱりで一品目としてはいい感じですね。
揚げ銀杏
高層階でガスが通っていないようで、IHであげているのが興味深かったです。
柔らかくて美味しいです。
天然のカンパチ
隠し包丁入れてて目の前で捌いてくれてるですね。
わさびもお醤油も含めて美味しいです。
赤貝
分厚いですが臭みもなく、コリコリ美味しいです。
大トロ
当たり前のように美味しいです。
お刺身で大トロかと思いました。
シメサバ
白板昆布 (バッテラ昆布)でしめ鯖を包んでいます。
ネギを挟んでいて、しめ鯖でさっぱり感。
分厚いのにさっぱり美味しいなあ
食感もいい感じ
しめ鯖は丁寧に骨を抜いていらっしゃいました。
ホッキ貝
あぶってあってほんのり柔らかくて甘い
こんなの、食べたことあったかなあー
とこぶし 大根
当たり前のようにやらかくて、大根との組み合わせでぶり大根的な。
単調にならないように工夫されています。
べったら
べったらの底面にゆずの香り付けていました
なんて、お洒落な。
マツカワガレイ
北海道函館産
酢橘と塩で味付け
肉厚で美味しいなあ
タイラギ(タイラガイ)
すごく丁寧に包丁を入れてあって、柔らかくて美味しいです。
金目鯛
炙ってあって、絶妙な脂身感で満足感が高い逸品です。
車海老
ずっと目の前に車海老が鎮座していて、いつになったらこのエビは登場するんだろう!と待ち構えていてようやくの登場です。
頭の味噌つき。美味しいです
鯵
鯵は好きなんですが、これだけ丁寧に調理されているとこんだけ美味しいんですね。
赤身の漬け
ねっとり感の中にネギと柚子でサッパリと
中トロ
期待通りの美味しさです
ノドグロ
炙ってあって、美味しいです
雲丹
とても、とても美味しいウニでした。
味が邪魔するので、海苔は使わず、器に盛り付ける形で、醤油はつけず、塩で戴くスタイルでした。
ウニのお寿司というか、雲丹丼ですね。
いくら
いくらは柚子味でした、美味しいです。
海苔も美味しいです。
トロの海苔巻き
最後は巻物でした。
大葉でさっぱり美味しいです。
お味噌汁
フレンチと違ってさっぱり終われるのがいいところですね。お味噌汁が染み渡ります
デザート
静岡のマスクメロン、べにまどおんな、あまおう
デザートも果物1つ1つが千疋屋のフルーツのような隙のない美味しさです。
お茶
最後のお茶もとても美味しかったです。
予約は一休がおすすめ
私も一休から予約しました
コメント